雑 記 帖
つれづれなるままに更新
4〜5月
2002/05/15(水)
あれから一週間。川越の畔地さんが来て一緒に仕事したり、アキバに行ったりした。
自分の仕事っすか?ドロリと進んでおるよ。現在ペン入れ中。ちょっと間に合わんかなあ。
ザンザス400のハンドル交換が昨日終了。ついでにチェーンの伸びも直してもらった。
ザンザスで兼ねてより噂の鶴ヶ島のラーメン屋「よし丸」に行く。和風ラーメンを頼む。
ムム、かつおだしのこれは微妙なところ…他のラーメンも調査が必要だ。
バイクすっかり乗り易くなった。入稿はバイクで行ってみようか。
一週間仕事をしながら音楽を全くかけずにボケーと考え事をしながら進める。
仙台の後輩Tに「そんなダメダメな先輩は先輩じゃないよー!」と怒られた事とか、これからの事とか。
後輩は誰かに認めて欲しくてプロになるべくしてバンドをやっているらしい。
だが、最近の私には「誰かに認めてもらえる」なんて職業は無いような気がしてならない。
ひねくれてるだとかすねてるとか言われた。でも素直にそう思う。
人がもって生まれた「居場所」や「役割」ならあると思う。そこに向かって歩いて行って
自分の本領を発揮するのならそれは自然な摂理だろう。
だが、自分の努力を美化して人に認めてもらわんがために何かを成そうと言う発想は、
とてもナンセンスに思えるような人間に私はなった。
それは自分の仕事がダメモードだからか?すねているからか?
今の私がしている仕事を誰かに理解してもらおうなんてハナっから考えないし、押し付ける気も無い。
だから、「プロ漫画家じゃない人間に何がわかるって言うのさ!」なんて怒りはしなかったけど、
「ほっといてくれませんか…」と言う気持ちになった。
4番じゃなく、6番や7番バッターである事に喜びを見いだす人だっているんだよなあ。
他人の持つ自分のイメージを押し付けられる事ほど苦痛なモノは無いなあ…
と最近仕事の話や昔の知り合いとの話の中で色々と思う私。
だからと言って仕事が出来ない理由にはならないんだけども…。(T_T)
2002/05/07(火)
気が付けば1週間。締切まであと3日。すいません…もごもごもご。
金曜日、仙台から後輩Tが来た。金曜土曜と練馬や白岡から後輩が押し寄せる。色々酒飲んでダベる。
日曜日ザンザス400でCOMITIA60へ、約5ヶ月ぶりのイベント参加。間に合わせの新刊コピー誌20部がなんと完売。
そんなに人気のサークルだったのか。COMITIAでこの回転の良さはなんだろう。
おいそこの太ったお兄さん、そんなぺらぺらの本4部も買ってどうすんの。
いや怒ってない、怒ってないけど不思議なんだ。不思議なんだけどとりあえず喜こべばいいのか。
はるばる埋立地まで来て欲しい本が買えなかった人ごめんなさい。今度はコピー誌は30部刷る事にします。
お客さんに「頑張って下さいねー」と言われる。現在メチャクチャにダメモード全開なので、「ハイィ〜」と笑顔で応対しつつも
その笑顔は引きつっている。罪悪感の塊にマウントパンチを喰らいつつも高田のように高速タップが出来ない
非常に歯切れの悪い試合展開のプロ選手がこのCOMITIAのプロ選手の塊ブースで何をしとるんじゃー
と言う無言のブーイングに、一睡もしていない脳がさいなまれる。
後輩達が私の部屋の鍵を持って白岡まで行ってしまったらしいので、400で大宮へ。川口経由で下道を行ったらエライ渋滞に遭う。
2時間以上かけて到着したら後輩達は私の鶴ヶ島のアパートへ帰宅の途にあると携帯で言う。最悪の気分だ。
結局大宮でラーメンを食っただけでそのまま鶴ヶ島へ向かう。しかもラーメンもギョーザも疲労困憊にとどめを刺すようなゲロマズさだった。
更に気分が悪い。
大宮綺麗なメモリーをありがとう。今度はラーメンマップ持って来るよ。(T_T)
鶴ヶ島に帰って、怒って酒飲んで疲れて寝てしまったら、みんな身支度を終えて、自宅に帰ってしまった。
記憶にあるのは「じゃあ帰るわー」と言う挨拶を寝ぼけた頭で
「うーん」と返事したか、しなかったか、と言う具合。
なんだかダメ続きでお客さんとも後輩ともギクシャクしてしまった。そのあと徹夜で仕事はしているが、
このままじゃ担当編集ともギクシャクしそうだ。
なんとかせねばならないが、どうにもならないような気もしている(ダメじゃん)。
2002/05/01(水)
アメリカからケモノ作家さんが数人日本に来ているとの事で、
仕事もろくに進んでないくせに全てブン投げて戸塚まで行く。
鶴ヶ島から戸塚までバイクで4時間。昼間の16号線は渋滞で走れるモノじゃない。
最近の仕事のダメムードを何かにつけ原因探ししてる哀れなダメ作家なのだが、
この日の作家さんの色々なラクガキや清書を見ていて気が付いたのが、
最近の私は仕事の絵は描けるくせに趣味っぽい絵とか好きな絵とか
まるで描けなくなってる自分に気がついた。
これは友達にも読者にも担当編集にもわからない、へたすりゃ
自分も気がつかないと言う最悪な病気だ。
そういえば思いつく好きな物片っ端から全て描けてないし。
そうか…自分が欠けてしまったのだなあ。
オナニーと言われようが何と言われようが、好きに描いて売れなきゃだめだなァと。
好きに描いてご飯を食わなければ死んでしまうのだなあと、
死んでから気が付く哀れな作家一人…。
この世界、生きてるか死んでるかわかり易いなあ。
などと他人事のように言ってみたり。
帰りの16号は嘘のように道がすいていて気持ちよかった。
そろそろザンザスのチェーンも延びてきたぞ。
なんとかせねば。
いろいろと。
2002/04/24(水)
大幅に遅れた桃姫のコンテが月曜になんとか見切り付きで通過。多少の直しでなんとかシタガキに入れそう。
5月頭に載るおんな教師モノの続きだが、前・後編と仕切って続き物を描くのは初めてで色々と大変。
と思ったら2本で収まらずに前・中・後編の三話構成になってしまった。早速ブルー。
本当は今ごろ入稿の予定だったのに今年の私はダメッピドゥ。
今年まだ2本しか入稿してないし…。
吉川かば夫の家に遊びに行ったら怒られました。
「全然アカンやん…」
うんこPCはなんとかLANが繋がった。
しかしゲーム中に謎のシステムダウンが頻発。
経過はまた後日。
2002/04/10(水)
実は60GBのHDDを繋いでフォーマットして再起動したら
なぜかXPが「マシンの設定が違うから起動しないよ」とかゴネ出しやがって、
むかついたので98を上書きしようとしたら入らなくって、
60GBは今度はBIOSで認識できなくなった。
頭にきたのでHDDを全部FDISKで綺麗にしようとしたら60GBだけ上手くゆかない。
しまいにゃ認識も出来なくなって…サヨォーナラァーンという感じらしい…。
WIN98をPen4/1.8GHzのマシンにとりあえず入れた。
どうやら消す前のXPでのフォーマットがまずかったらしく、
「60GBはFDISK出来ません」などとDOSが言うのは、
NTFSとか言うXPの仕様と98のFAT32とか言う仕様が
まったく相容れないから、らしい。
感じらしい、と言うのは私がPCに関して全くのド素人な上に
BIOSだのDOSだの再インストールだのやってるからで、
結局日曜からいじり倒して3日間、散々悩んだ挙句に得た物は
XPの不便さと元通りのスペックのPen4マシンに98とXPを
同居させた非常にシンプルな物なのだった。
しかしこれすらも
友人畔地潔地氏の手助けあってのもので、
「私の3日間は何だったのよー」的なむなしさが
60GBのウンともスンとも言わぬHDDを前にしてこみ上げる。
夢の大容量HDDは夢のままオゥヴァー。
しかも、98を入れたNEWマッスィーンはなんと音が満足に出ない。
どうやらONBOADのうんこサウンドカードはXPじゃないとイヤンとかいってるらしく、
動画もMP3も音がブツブツ切れやがる。
XPはコーデックが入らず動画が満足に見れず、
98はうんこサウンドカードで音が出ず。
…ぬーまっすィーん最悪だ。
どこが1.8Gじゃヴォゲ!
HDD返品の途上でザンザス400のエンジンもかからなくってひとまず断念。
なんでやねん。
なんだか踏んだりけったりな最近ではある。
仕事もまったこ進んでないしな。
これだけの条件でも使い勝手悪けりゃただの箱デスナァ。
cerelon400の方がバキバキ働いてるし…。
スィンプるなNEWまっすィーんSPEC
↓
Xcute 1.8GH (M4768)
Intei Pentium4 プロセッサ 1.8GHz メモリ256MB
i845 マザーボード 300W電源
GeForce2MX 400 64MB(+512MB増設)
オンボードサウンド
40GBハードディスク(+10GB増設)
24倍速CDR/RWドライブ
PCI/LANアダプタ
キーボード・マウス・スピーカー付
WindowsXP HOME OEM(+Win98)
2002/04/09(火)
なんだか日記が削除されちまったらしいので、めんどくさいけど自分で作る事にした。
3日にコミックメガストアに入稿してからと言うもの、ダラダラとTRUMPさんとお酒を飲んでいた。
川越で焼肉を一緒に食べたついでに、ZO-3の弦とピックを楽器屋で買い、
川越ソフマップで60GBの中古HDDを購入。今月はこれでもう贅沢できないなあ。
このHDDの増設のおかげでとんでもない目に遭うのだが、
全てはNEWマシンが無事稼動してから語ろうか。
…丸2日経った今でもSETUPまでいかないし…。
ふざげんな!