雑 記 帖
つれづれなるままに更新




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2004/12/30(木)

コミケ67。
山田一人さんにサークルのお手伝いをしてもらい、
段取りの多少のズレはあったものの、なんとか滞りなく
大げさなトラブルも無く終了。新刊の数字も上々。

その後、
東京駅八重洲口周辺のPOWERPLAYさんの打ち上げに参加。
単行本作業のため一次会で退散。
一眠りしてまた仕事モードに。




2004/12/23(金)

サークルDRESS「ショタ×オネ2」原稿8枚入稿。
そのまま秋津に一泊。



2004/12/22(水)

1月発売の単行本、白くて心配な読切をなんとか手元に残してもらって入稿。
手元に残した4本は、年明け1/04に入稿予定。

編集さんに迷惑描け通し。
うむむ・・・。




2004/12/15(水)

サークル鶴ヶ島ハイツ
コミケ67新刊「乳春」入稿。今回初のフルデータ。FTP入稿。
なんとか…なんとか間に合った。
でも…でもまだ戦いは終わりじゃない!



2004/12/10(金)

6年使用していたモニタが死亡。自分の本の作業ができずパニック。
とりあえずの中古モニタを探し約半日家電屋をハシゴして潰す。
忙しいのに…。




2004/12/05(日)

サークルPOWERPLAY「レインボーミカMANIAX」原稿10P入稿。

オラオラオラおらー!


2004/11/29(月)

単行本作業の合間を縫い、と言うよりは…
たくさんの趣味原稿の合間に単行本作業しとるような気がしてきた。

最近は地下に潜って同人原稿。いやぁ、不義理してます読者さま。
もっともっとサービスサービス。
12月は単行本作業200枚近く。
1月からは通常業務の雑誌原稿に戻りますよぅ…(汗)。

とりあえず…今は目の前のたくさんの紙に命を吹き込まないと。
時間が無い。ヤバイヤバイ。

***  ***

メディアリテラシーの無い批評家が、ろくに調べもせずに
TVや新聞でオタクを犯罪者予備軍呼ばわりしてる。
人殺しするヤツは、アニメ観ていようが、小説読んでいようが、何見ていようがいまいが、やるヤツはやるのだ。と思う。
作品が殺人犯を育てるのではない。
それがわからんか。大谷昭宏。ニッカンスポーツ。


http://homepage2.nifty.com/otani-office/nikkan/n041123.html




2004/11/28(日)

テレ朝で「座頭市」でやってた。先日DVDで見たばかりだったので、
仕事しながらBGVって感じで流す。

ああ…やっぱり暴力シーンカットですか…。テレ朝配給の映画なのにコレ。
北野武の映画からバイオレンスシーンカットしちゃったら面白味半減でしょうが。
下らない事するなぁ。

テレ朝と言えば、最近石原慎太郎のカゲがチラつく。
弟ドラマの番宣かと思いきや、十数分世間に文句だけたれてフェードアウトする時もある。
シンタローの広告塔ですか、テレ朝は。
若い頃は自分も「太陽族」なんて言われて世間に散々叩かれたくせに、
今度は叩いて規制する側ですか。
ヘブンズアーチストだの、東京都でアニメ産業を保護するだの言ってる一方で、
実際やってる事はアングラ層の締め出し。
お金になりそうな上澄みの部分だけ保護して、その他大多数の表現者は死んじゃえ、
と言うのが私の知る彼の実像だ。

実際、彼の子分の石原三羽カラスのおかげで、
2003〜2004年の漫画業界・出版業界は今年東奔西走だった。
彼らには、表現の「グレーゾーン」や読者の「メディアリテラシー」なんて言葉は意味ないのかも。
だって、あいつら自分の性欲とか否定してるんだもの。

オタク産業はもうマイノリティでもニッチ産業でもないと思う。
2900億円市場なんだってさ。

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0408/24/news054.html?nc20




2004/11/19(金)

忙しい、忙しい。
毎日毎日同じ絵を眺めて単調作業。そんな時はふと、「いつもの病気」が出る。

気分転換で冷蔵庫の中身を買出しにスーパーへ。
そこで「ボジョレー・ヌーボー」などと言うブツを発見。
オージュ社のモノを購入。750ml/1,880円也。

毎年11月第3木曜はボジョレー・ヌーボーの解禁日らしい。

「Beaujolais nouveau」
ボジョレーBeaujolais; ボジョレ, ボージョレ, ボージョレーともいう)は、
フランス東部、リヨンの北に位置するワインの産地であり、しばしばこの地のワインそのものを指す。
(フリー百科事典「
ウィキペディア」より)

「ヌーボー」と言うのは「新しい」と言う意味で、「ボジョレー地方の取れたてワイン」
と言う意味らしい。ほとんどが赤。ボジョレーのワインの白は全体の1%もないそうな。
まぁ、赤でも白でも美味しければ文句はない。

毎年毎年、「オレは釣られないぜー」と無視を決め込んでいたが、
ラジオやTVであんまりにもおいしそうに解説or宣伝してるんで、
「そんなに美味いんかー?」と試しに手を出してみる。
鍋に作り置きのミートソースがあったので、パスタを食しつつ試飲。

いやあ…あっという間に1本カラにしてしまった。
ぶどうジュースみたいですハイ。

おいちいよ、来年も買おう…。





2004/11/14(日)

忙しい、忙しい。
長らく帰ってなかった実家にも2年半ぶりに帰ったので、よりスケジュールはタイト。
いや、7月から仕事でなんだかんだ引き伸ばしてて、
年末までの忙しさを考えると、
今年は11月頭に帰っとかないともう帰れないかも、と思ったからで。
アパートの更新契約も今月で切れるのでいい口実だった。

それでも帰る前日に大切な面会のアポが入って一日ズレ込んだり、まったくもって
油断のならぬ日が続く。

おかげで帰ってきてから原稿原稿。
結局今日の越谷祭りのバトラーツ行けなかったよ…ガビーン。

-------------------------

忙しいけど、大事な事。

私は山形県出身。
今日の日本時間14:00にイラクに到着した
陸自第4次派遣隊は山形県東根市から出発。
うちの田舎からは50キロくらいしか離れていない。

***********************
イラク南部サマワで復興支援活動をする
陸上自衛隊の第4次隊の隊旗授与式が13日午後、
山形県東根市の陸自神町駐屯地で行われ、
第1陣約200人が同夜、仙台空港から出国した。

 第4次隊は山形、宮城、福島3県に駐屯する第6師団を中心に約500人で編成。
第2陣、第3陣も11月中に仙台空港から出発する予定。
*************************

だとか。
北海道旭川市が山形県東根市になって一層身近さを増した。
以前から感じていた事をここに記す。

「平和」って何ですかね、と聞かれたら
「家族や友達や恋人なんかの自分の大事な人達が
当たり前のようにそこにいて、毎日自分が頑張る事が出来る事」
じゃなかろうか、と答えたい。

じゃあ「平和じゃない」って何ですか、と聞かれたら
「自分の大事な人達が何の理由も無くそこからいなくなって、自分が頑張れない事」
じゃなかろうか、と答えたい。

「自衛隊が行く場所はどこも安全で非戦闘地域なのだー」
なんて訳のわからない理由で、
みんなの大切な家族や友人を銃弾の盾にしないで。

21世紀にもなって何年もたつのに、
女子供が何の理由も無く何万人も死ぬような行動をする
アホーな大ボスが、
いまだにヒーロー扱いされるこの愚かな世界を呪う。
それに右へならえのアホーな子分も呪う。






2004/11/03(水)

都産貿浜松町5F「巨乳っ娘」と言うおかしな名前のイベントに参加。
コピー誌の予定が引っ張って、会場製本。現場に居合わせた知り合いの作家に手伝いを頼む。
サークルスペース前に人だかりができてしまい、イベント主催者にも煽られる。
発行時間を指定し待ってもらう事に。

小部数限定で時限コピー誌って言うのは、
イベント商品として一番お客さんに嫌がられるのだそうな。

独りサークルでは、7枚折りで40部でも充分しんどいのだけどな…。
何とかマンパワーを確保する方法考えないとねぇ。
そんな時期にきてるのかなぁ…私の作品というのは。
商売人としてお客さん全員の気持ちに応える、と言うのはそう言う事なんだろうね…。

いろいろな人に迷惑をかけてしまいました。
どうもすいません。



2004/10/26(火)


松文館裁判控訴審第二審。

この一連の裁判は、
毎回傍聴人で満席にして裁判官に「社会の関心が高いんだよ!」
ってアピールするのも勿論大切だと思うが、
(ちなみに今回もほぼ満席)

漫画を好きな人がこの事件を忘れてはいけない、
みんなに伝えていかなきゃいけないのじゃないかなぁ、と感じた。

活字の文章や映画、アニメーションなどの映像作品と言うのは
TVとは違う部分で価値を認められているが、

本を開いて、右左両方のページにコマとフキダシが置かれて、
絵が連続して並ぶ「漫画」と言う文法が
全く読み方がわからない、
そんな読み方にどんな価値が生まれるのか全くわからない、
と言う人が警察や検察・司法の場で今漫画の価値を問うている、
と言う綱渡り的な現実を我々は知らなきゃいけないんじゃないかなぁ、と感じた。

彼らは大きくてHなコマだけをチョイスしタグを貼って
「このコマの●●が××」と言う風に裁判などで質問したりするが、
それは国語辞典でHな単語だけ抜き出してドキドキする、小学生レベルの低い次元の話。
辞書のようにパーツとして絵だけ羅列すれば漫画作品と呼べるのなら、
その道数十年のプロアシさんは億万長者のはず。

彼ら司法や警察のおじさん達は
単語・パーツとしての「絵」や「記号」の部分でしか漫画を読めない。
16枚や20枚読み終えた時に何が心に残ってる、脳に焼きつく、とか
作品全体でこんなイメージを与えてる、とか
文章的もしくは連続的な漫画の読み方を知らない。

ほとんどのプロの漫画家さんがその流れを攻略してコンテを切ってると思うが
おそらく司法の場の方はその事情を全く理解してない。ヒドイ話。

そういった中で裁判官や検察に漫画と言うモノを教えなきゃいけない、
本当の事を知ってもらわなきゃいけない、そんな裁判なのだと思う。
漫画を好きな人にも知ってて欲しいなぁ…なんて感じる。

長くなったが、私はHな漫画も暴力的な漫画も、フィクションもノンフィクションも、
メッセージ漫画も娯楽バカ漫画も、作家・作品性あってのモノだと思うので、

詰まるところ、「いろいろ描いて行きたいじゃん、ねぇ描かせてよ、」と言う感じ。





2004/10/19(火)

夕方に晋遊舎にて22枚の読切原稿入稿を完了。
いつもながらにスケジュールや編集に甘え引っ張ってしまう。

いつも編集に「取りに行きますよ」と言われても
東京まで出て出版社に入稿しないと原稿が終わった気がしない。
きっと一人で何週間も同じ原稿をいじり倒しているので、東京に出て
「入稿した気分」を味わいたい自分がいるのだろう。

晋遊舎がある早稲田大学周辺は、「味はまぁまぁ、量はハンパじゃない」と言う
B級グルメが500〜800円程度でゴロゴロしている。
そんな娯楽性の高いお店に行かずに死ねるか、と言う感じで入稿のたびに
早稲田大学周辺の飲食店に行っている。

お腹いっぱいのB級グルメと、一杯のビール。
入稿時の一つの楽しみ。




2004/09/18(土)

秋葉原にて大阪のゲーム系サークル「POWER PLAY」さんの主催者・かたりべさんと
その足並みを共にする作家さんMLT佐藤さんと面会。
「肉の万世」で会食、喫茶店にて打ち合わせの後、秋葉原「村役場」にて飲む。
秋葉原はあまり詳しくなかったのだが、
場所を移しながらも割と紳士的にスムーズに色々なお話をうかがえたと思う。

ファンや、同人を含めた他のコンテンツ、同業者・関係者を大切にしない作家は自滅する。と個人的に思う。
そう言いながらも、最初から障壁を感じる作家さんとは、あまりお話したがらない自分なのではあるが。
仕事と両立して色々やっていくのは大変ではあるけど、楽しめるうちは苦しくても続けたい。

気さくな方々で、色々と貴重で楽しいお話が沢山聞けました。
これからも仲良くして下さい。




2004/09/14(火)

ルリ本のサークルDPPのみんあーむさんと狛江駅前の串揚げ屋さんで飲んで、そのまま一泊。

帰りは千代田線経由で霞ヶ関。
東京高裁で行われた松文館裁判の控訴審を見に行く。早く行き過ぎて一番乗り。
高等裁判所に行く途中、家裁の正面玄関から入ったのだが、
道をたずねてみた入り口の警備員の態度にかなりムッとした。
いくらガードマンでも接客態度学べよ。日本の中心の官庁街で働いてるくせに。

さて、家帰って原稿原稿。



2004/09/13(月)

ポプリクラブダイハード22枚、コンテ通過。つうか引っ張りすぎ。
気合入れるのもいいけど、9月のスケジュールもちゃんと考えよう。
月末まで忙しいけど突っ走れ!





2004/09/01(水)

生まれて初めてバリウムを飲む。
胃がん検診を受けたのだが、結果は1ヵ月後にわかるらしい。

漫画家などという商売は元来健康じゃないと勤まらない、大変不健康な商売なのだが、
健康診断とか自分から率先して受ける漫画家って言うのもあまりいないのではないか、と思う。

まあ、脱サラしてから5年くらい自分の健康をほったらかしなので、
たまに健康診断でも受けるか、と市から来たハガキに全部丸うって出す、
そしたら最初がバリウムだったのだ。

鶴ヶ島市保健センターのロビーはジジババばかりだった。
晩飯抜きだったので、検診後の朝ご飯はおいしかったが、
保健センターで飲んだ発泡剤と下剤で午後の気分は最悪だった。

やっぱり健康が一番だと思う。




2004/08/25(水)

驚愕!17日からの実質9日間で20枚入稿。
自慢にならん〜。

なんとか入稿にこぎつけたから良かったようなものの、
もうちょっと計画的に原稿描けないもんかなぁ…。
お世辞にも10点満点あげられる画像になってないしなぁ。

まぁ…読者さんにとって面白いコンテである事を祈ろう。
画像処理はもうちょっと今後の課題かも。
今年一年段々コンテも絵も色々と見えて来てるので、
このままのテンションで年末までいけたらなぁなんて思っていたりする。

17時に入稿して、そのまま17:30から作家さん同志のコミケの打ち上げに参加。
そのまま終電をやり過ごしてカラオケ屋で朝を迎える。
締切前、最後に眠ったのはいつだったかなぁ。

次の日の朝、自宅に帰り16時間爆睡。



2004/08/15(日)

コミケ66の3日目。新刊搬入分は全て完売。
お買いあげ頂いたお客様ありがとうございました。買えなかった人ゴメンナサイ。
のこり300部の販売方法はこのHPで告知します。
当日の色々な予定もなんとか無事滞りなく終了。

無事印刷代はペイできたので、売り子の手伝いをしてくれた後輩に
西池袋の中華料理をおごる。
一般人だしなあ。

この時点で、23日締切のコミックPOT20枚真っ白。キャー。




2004/08/14(土)

お友達の夏コミあわせ本
アニパロコピー誌原稿を2枚、ラムちゃんを描いて入稿。
結局本は出ない事に。


2004/08/10(火)

ルリルリデータ原稿を6枚狛江に入稿。
そのあと秋津の作家さん宅で打ち上げてそのまま爆睡。


2004/08/03(火)

バイクにて、立川の同人誌印刷所に夕方入稿。
この日は、前日夕方から何も食べていなかったので、
(水分はとってたけど)
立川で食べた北海道ラーメンだか何かがやたらと美味かった。
疲れ果てていたので、写真はとらなかったけど。


印刷所のすぐ近くに立川の有名店「鏡花」があるんだけども、
とても、とても美味しい。しかもオンタイムを外すと行列しないで食べる事ができるので、
入稿後に良く寄る。

だけど、量が少ない…小ライスが無い…。
だから今回はスルー。

自称ではあるが、私もラーメンファン。
仙台に住んでいた頃から10年近く本を片手に食べ歩きをしているのだけど、
好みのラーメンで小ライスを食うのは邪道なのかねぇ。

シャキシャキの白髪ネギと、スープに絡めた歯ごたえのいい麺を2〜3本箸で取って
ほろほろに煮崩れそうな柔らかいチャーシューと一緒に口に運び、
ご飯と一緒にほおばった後、うまみたっぷりのスープで胃に流し込むのが
大好きなのでございます。

バイクじゃ無い時は、ビールも頼んでしまうのだ。
もちろんスープもビールも残さず飲み干す。
邪道かなぁ。


邪道結構。大仁田厚。



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